オンデマンドプリントの活用による、技術マニュアル印刷の改善事例
M社様は、制御監視システムの開発、設計、製作および保守を行う、技術の会社です。
システムにはそれぞれ紙のマニュアルが必要ですが、その製品の特性上、大量部数を製造する必要はありません。また、システムは多岐にわたるため、種類が多く存在します。
当社がお仕事を請け負う以前は、系列の印刷会社様へ紙版下を入稿し、印刷にてマニュアルを製造していました。
ムダの排除、コストの軽減そして業務の効率化を、特別なシステムを構築することなく、お客様との協業のなかで進めてきました。
コストと品質の改善を主目的として、当社とのおつきあいが始まりました。
また、営業レスでの業務進行も可能となり、当初の主目的以上の成果を挙げています。
特別なコスト、仕組みを使うことなく、お客様との協業により、業務の効率化につとめてきました。
Point1 紙版下からデータ入稿へ

M社様は、自社内でMS-Wordを使用してマニュアルデータを持っていました。従来の方法はMS-Wordから版下用出力紙をプリントアウトし、印刷会社へ入稿していました。
当社では、MS-Word等オフィスデータを出力するための設備を保有していましたので、本業務へ適用し、データでの運用を実現しました。
ただし、この設備にかけるデータを作成するためには専用のプログラム(プリンタドライバ)が必要となるため、柔軟性に欠ける面があります。
現在では、この専用システムだけではなく、PDFでの対応も可能となり、入稿の自由度が増しています。
プリント用データは増刷に対応できるようすべて保管されます。
Point2 印刷からプリントへ
紙版下による印刷から、データをオンデマンドプリンタにてプリントアウトする方式に変更しました。
表紙はカラーオンデマンドプリンタで、本文はモノクロオンデマンドプリンタで出力を行います。
これにより、品質の改善をはかられると同時に、必要な数だけ製品を作ることができるようになりました。また、従来の印刷方式と異なり、プリントアウトが完了した時点でページ順に丁合がとられており、すぐに製本が行われます。
(右の動画をご覧ください)
Point3 営業レスの業務進行。発注業務の省力化。
マニュアルの種類は多いのですが、形態はパターンが決まっています。
また、全てのマニュアルにはコードナンバー管理されています。
お客様からの当社への発注はメールにて行われます。発注内容はマニュアル名とコードナンバーおよび数量で指示されます。
これにより、お客様の発注の負荷が大幅に軽減されました。